運命的な出会い

 オコジョと出会ったのは、15年位前、真冬の麦草峠*1で、小さな息子とスキーを履いて歩いていた時のこと。目の前を何かがよぎって視界から消えた。
 何?と思って目を凝らすと、小道を挟んだ向こう側の穴の中から つぶらな瞳キラリと光った。
 木の根もとの穴の中から 周りとおんなじ真っ白なオコジョが こっちを見ていた。
  
 ほんのちょっとでも動いたら、逃げて行ってしまいそうで、身じろぎもせず、息子の手をギュッと握ったまま ただただ見つめ合っていた…。
  
 数年後「オコジョ」という写真絵本*2が発売され、紙面で再会した。そこで初めて生態を知った。    ますます好きになり、すでに何処かの山で対面済みだった両親にもプレゼントしたっけ。
  
 妙高高原池の平のビジターセンターにはぬいぐるみ、白馬ではパズルやマスコットを見つけた。
 去年はハンズカレンダーを見た。

 絶滅の危機に瀕していると書いてあった

 
もう一度  
  あのつぶらな瞳に逢いたいな〜(^^♪

*1:八ヶ岳にある日本で一番高いところにある国道と聞いてましたが…?クロスカントリースキーをするために家族で行っていた。冬は道路が閉鎖になるので山小屋から迎えに来るスノーモービルに乗せてもらい峠に登る。

*2:確か動物写真家の岩合さんが、長い時をかけて撮影したものだったと思う