「運動靴と赤い金魚」
「初めまして、イラン」
最近、相棒が良くDVDを借りてくる。ちょっと遠いけれど、興味のあるもの が置いてある店を見つけた らしい。借りてくるのはアフリカ 関連のものが多いが、ちょっと毛色の変わったモノもあり、時々「これ、良かったよ(^^)v」と、返す前に薦めてくれる。
この映画 は その中のひとつ である。
彼にとっても、初めてのイラン映画 だったらしいのだが、どこから情報を得たのか、
イラン は
- 映画をたくさん作っている
- 素晴らしい監督がいる
- 素晴らしい作品 が多数ある
らしいと言っていた。
イランという国について、いったいどれ程のことを知っているだろうか? 恥ずかしながら、何か、大きな事件があった時にだけ、少し関心を持った程度でしかない。 だから、今の状況をあまり知らない。
でも、映画がたくさん作られるような、平穏さがあるようにも思えない。 実にオドロキだった。
まずは「初めまして、イラン」という気持ちで見てみようと思った。
作品を見て
英語の題は「CHILDREN OF HEVEN」というのだが、「運動靴と赤い金魚」という邦題は原題と同じなのかもしれないと思った。不思議な題だが、観終わると、納得させられる。
舞台は、かなり貧しい地域 の家庭 であり学校 だったのではないかと思う。貧富の差 の激しさも垣間見られた。
けれど、その貧しさの中に、人間の尊厳 と言うか、とてもピュア な、輝き があるというか、本当のプライド ってこういうものなのかなって考えさせられもした。
切なくて、あったかく て、爽やか で、ユーモア もあって、リズム 感もあって、グングン引き込まれていった。
いい映画 だった.(^^)v また別の作品も観てみたいな〜(^^)/
本にもなっていて、角川から文庫も出ているが、ジュニア版もいいかな(^_-)-☆読んでみたい。
(♪ あらすじは、下の題名をクリックすると出てきますよ)
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